FacebookがTikTokから引き抜きを図る

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FacebookがTikTokからクリエイターの引き抜きを図っている。

TikTokのiPhone用アプリ(App Storeより)

Facebook傘下のInstagramは新たなショートビデオ投稿サービス「Reels」を8月に開始する予定だが、それに先立ち、競合のTikTokから人気のクリエイターを引き抜こうとしている、とThe Wall Street Journalが報じた。「釣り上げようとしている」のが「リール」だというのは単なる偶然なのか。

TikTokには多数のフォロワーを抱える人気クリエイターが沢山いる。Instagram/Facebookはそのようなクリエイターに、「ウチへ来ないか」と声をかけているという。中には数十万ドル(数千万円)の報酬を提示された者もいるとのことだ。

高額報酬の条件は、他のサービスには投稿しないこと。すなわち「専属契約」ということになる。専属契約に難を示すクリエイターに対しては、他のサービスに投稿する前にウチのサービスに投稿すること、という「ファーストルック契約」も用意している。動画の制作費用を負担してくれるというオファーを受けた者もいるそうだ。

悔しいのは何もオファーが来なかったクリエイターたちだろう。何もオファーがなくてもReelsに乗り換える、と述べているクリエイターもいる。米政府の調査の結果次第では、米国でのTikTokの存続が危ぶまれるからだ。

TikTokからの脱出に合わせてReelsを準備するというFacebookのタイミングの良さは単なる偶然なのか。