新iPhoneは9月のイベントで発表されなかったので、まだ噂の段階にとどまっている。
Appleはこれまで毎年9月に主力の新iPhoneの発表をしてきた。ところが、オンラインで開催された今年の9月15日のイベントではApple WatchやiPadの新機種が発表されたが、iPhoneは発表されなかった。
もともとコロナの影響で新iPhoneは遅れるとの噂があったが、そのとおりになった。よって待望の5G対応の次期iPhone(iPhone 12)についてはまだ噂の段階だ。
TechRadarやMacRumorsなどがまとめている噂によると、5G対応のiPhone 12のラインアップと画面サイズは以下のとおり。
12(5.4インチ)
12 Max(6.1インチ)
12 Pro(6.1インチ)
12 Pro Max(6.7インチ)
12と12 Maxについては5G対応と4G対応があるとも噂されている。
5Gに関しては、ハイバンド(mmWave)とローバンド・ミッドバンド(sub-6GHz)の周波数があるが、すべての5G対応機種がすべての周波数をサポートするのかどうか、しないとすればどの機種がどの周波数をサポートするかはまだ定かではない。ハイバンドをサポートするのはハイエンド(「Pro」の付く機種)だけだとの噂もある。
ワイヤレスイヤホンのAirPodsが標準で付いてくるのかについては、「付いてこない」との噂だ。AirPodsはAppleの重要な収入源だからだ。
iPhone 12のリリース時期は10月の後半になると噂されている。具体的には、発表は10月12日の週(Appleは通常火曜日に発表するのでおそらく10月13日)、事前予約はその週の金曜日(10月16日)に開始し、出荷は10月19日の週(おそらく10月23日の金曜日)というスケジュールが噂されている。
いずれの情報も噂の域を出ないが、それにしてもずいぶん具体的な噂が事前に多く広がるようになった。以前は次期iPhoneに関する情報は発表前にはほとんど漏れなかったのに比べると隔世の感がある。