アメリカの郵便が遅れているというが


アメリカの郵便サービスは、このところ配達に遅れが出ていると言われている。

と言っても、普段はあまり郵便を使わないので、実際にどのくらい遅れているかの実感はないが、世間では遅れが出ていて大変だと騒がれている。

コロナや山火事の影響もないわけではないが、郵便公社の人員削減等のコスト削減策のために処理が遅くなっているのが主な原因とされている。

米国内だけでなく海外からの国際郵便も遅れているようだ。ちょうど、緊急性のある書類を日本からアメリカに送る必要があったので、郵便局と国際宅配便の両方で送ってみた。

日本の郵便局では米国宛のEMSは取扱いを停止しており、普通郵便(エアメール)でしか送れないとのこと。通常は1週間くらいで届くはずだが、今は遅れているのでいつ届くかわからないそうだ。普通郵便でも追跡のできるサービスがあるというので、それで送ってみた。

念のため、郵便局で送るのと同時に、ヤマト運輸の国際宅急便でも送っておいた。こちらは特に遅れが出ているという案内はなく、通常通りに受け付けてくれた。通常は5-6日で届くそうだ。

果たして結果はどうか。国際宅急便は発送から5日目に配達された。これは通常どおりか、通常より早いくらいだろう。一方、普通郵便の方はどうかというと、やはり1週間過ぎてもまだ届かない。

追跡してみたら、発送から2日後にはロサンゼルスの国際交換局に届いている。それから動きのないまま数日間が過ぎた。そして発送から10日目にやっと配達された。

通常は7日間かかるとすると、通常よりも3日の遅れで済んだ。郵便局で「いつ届くかわからない」と言われたときは、1か月くらいかかるのかもしれないと覚悟したが、それほどでもないことがわかった。

郵便屋さんも人手不足で大変な中、頑張ってくれているのだろう。