T-Mobileの5G広告に修正勧告

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5G広告の中止勧告が頻繁に出ているが、今度はT-Mobileがターゲットになった。

5G競争が激化する中、主要3キャリアの5Gに関する広告に対し、NAD(広告審査局)による中止勧告が頻繁に出ている。11月5日にはT-Mobileの5G広告の一部に対して修正勧告が出た。

T-MobileはSprintとの合併で手に入れたミッドバンド周波数を強力な武器にして、5Gで他社より優れていることを宣伝するCMやネット広告などを展開している。

たとえば、このCM。合併後の新生T-Mobileは「America’s Largest and Most Reliable 5G Network(米国の最大かつ最も信頼性の高い5Gネットワーク)」を提供するなどと宣伝している。

NADはVerizonからの申立に基づいて審査した結果、一部の表現を問題ありとして修正を勧告した。

問題なしとされたのは、「T-Mobile will build America’s largest . . . 5G network」など、将来そうなるようにするといった趣旨の表現。努力目標であるとわかる表現なら問題ないとされた。

一方、今回問題があるとして修正するよう勧告したのは、「You’ll get the best 5G network . . .」など、合併後にすぐにでも利用できると思わせるような表現だ。「最高の5Gネットワーク」や「最も信頼性の高い5Gネットワーク」がすぐにでも利用できるというのは誇大広告になると判断された。

同じ「will」を使った未来形の文章ではあるが、片方は将来の努力目標という意味合いが強くなるのに対し、もう片方はすぐにでも利用できそうな意味合いが強くなるというのは面白い。

なお、この勧告に対してT-Mobileは素直に従うこととしている。