Netflixから不審な請求が(その2)


Netflixから心当たりのない不審な請求が来た件の続編。

NetflixはT-Mobile経由で無料で視聴できるので、サービスを申し込むつもりはなかったが、Netflixからの誘いに乗って間違えて申し込んでしまい、クレジットカードに10.99ドルが課金されてしまった。

Netflixのカスタマーサービスにキャンセルしたいと伝え、返金を要求したら、既に利用済みの分なので返金できないと言われ、T-Mobileに連絡するようにとたらい回しされた。

カスタマーサービスとのチャットを終えた後、冷静になってT-Mobileへの対処方針を考えてみた。

状況を整理すると、T-Mobileの顧客にNetflixが無料で提供される「Netflix on Us」を利用しているつもりでいたが、プランの変更をした際にそれを選択し損なっていたのに気づかず、知らないうちに利用しないことになっていたものだ。

T-Mobileの発表文書より

T-Mobileからすれば、顧客が勝手にプランを変更して「Netflix on Us」を利用しないことにしてしまったのだから、その後間違ってNetflixにサービスを申し込んで料金が発生したからと言ってT-Mobileが負担しないといけない理由はない、と言われるのではないか。

そう言われればそうかもしれないという気がしてきた。これはやはりNetflixに返金を要求するのが筋ではないのか。しかしNetflixのカスタマーサービスはかなり手強い。先日のチャットの様子ではとても返金してくれそうもない。

ここで諦めるわけには行かない。今回はクレジットカードで支払っているので、少々強引だが、心当たりのない請求だとしてクレジットカード会社にクレームをする方法がある。

そうすればカード会社の方でNetflixと交渉してくれるかもしれない。カード会社の担当者も相当手強いだろうから、こちら側の事情を説明すれば理解してNetflixを説得してくれるかもしれない。

そんな期待を胸に、クレジットカードのアプリ上で不審な課金について申告をする「Dispute」の手続きをしてみた。申告の理由を選ぶ画面が出たので、「支払いを承諾していない」を選んで、「送信」してみた。

何と、「Dispute」は即時に承認され、数日後に返金されるとのメッセージが表示された。調査とか相手側との交渉とかはしなくていいのか。

後で「やっぱり返金できない」などと言ってくるかもしれないが、とりあえず返金してくれることになった。