Verizonが5Gをオフにするよう勧めた


Verizonが、バッテリーの持ちを良くするには5Gをオフにすればいいと勧めた。

Verizonのカスタマーサポートが、「スマホのバッテリーの減りが早いなと思ったら、LTEをオンにするといいよ」とアドバイスするツイートをした、とThe Vergeが伝えた。

設定方法は簡単で、「Cellular(モバイル通信)」→「Cellular Data Option(通信のオプション)」→「Voice & Data(音声通話とデータ)」で「LTE」を選択するだけだ。

Verizonは「5Gをオフにする」とは言っていないが、鋭いユーザは「LTE」を選択するということは5Gをオフにすることだと見抜き、「5Gのスマホを勧めながら、一方で5Gをオフにするよう勧めている」との趣旨の返信をした。

「5Gをオフにする」というのは、バッテリーを長持ちさせる1つの方法として、ユーザにとっては有益な情報であるが、5Gの利用拡大を図っているキャリアとしてはあまり好ましくない情報だ。

ユーザの返信に対し、Verizonのカスタマーサポートが曖昧な回答をしてその場を乗り切ったという話。

残念ながらカスタマーサポートのオリジナルのツイートはすぐに削除されてしまったので、今は見ることはできないが、上記のThe Vergeがスクリーンショットで残してくれている。

また、それに返信したユーザのコメントとそれに対するVerizonの回答はまだ残っているので、Twitter上で見ることができる。

それにしても、このVerizonのカスタマーサポートの回答は、たしかに非常に抽象的で的外れで無意味だ。おそらく、「5Gなのに速度が遅いじゃないか」という苦情に対する定型の回答をコピペしたのではないだろうか。