Verizonの4Gは5Gより速かった

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Verizonの4Gは5Gより速かったとのテスト結果が出た。

PCMagの最新調査でVerizonの4G LTEの速度は同社の全国5Gよりも速かったとの結果が出た。テストはPCMagのアナリストのサーシャ・セガン氏がニューヨーク・クイーンズのフレッシュメドウズとジャクソンハイツで実施したもの。

同氏によれば、Verizonは密かにCBRS(Cバンドと同じミッドバンドだがCバンドよりも少し低い周波数帯)で全国の4Gの増強を開始した模様だ。

同氏がテストした両都市では既にCBRSが配備されており、フレッシュメドウズでは下り速度の最大値は4Gが815Mbps(使用端末はSamsung Galaxy Note20 Ultra)、DSS 5G(全国5G)が358Mbps(同iPhone 12)、超高速のUltra Wideband(UWB)は3.4Gbpsという結果。

同様にジャクソンハイツでは4Gが456Mbps、DSS 5Gは232Mbps。また、UWBは以前測定したときは3.2Gbps程度だった。

同氏によれば、VerizonはクイーンズでCBRSを40MHz保有しており、それにBand 2の20MHz、Band 66の20MHz、Band 13の10MHzを束ねて合計90MHzの帯域幅で4Gの高速化を実現している。

これにより、T-Mobileのミッドバンド5Gにほぼ匹敵する帯域幅を確保しているとのこと。ただし、まだ少しT-Mobileには及ばない。

さらに、Verizonは5G用にCバンドを60MHz保有しており、これが今年末に稼働すると、Verizonの5Gも格段に増強されるとしている。

現状のDSS 5Gの速度が遅いのは、今のところDSS 5GとCBRSを束ねることができないからだ。そのためCBRSの40MHzが使えず、代わりに5G用の10MHzが使えるが、正味で30MHz減らされることとなる。

間もなく基地局設備のファームウエアが更新されて、束ねることができるようになるらしいが、当面は(Cバンドが稼働するまでは)トラフィックの90%が4Gで疎通されることになる。

5Gをオフにする理由がまた1つ増えた、とThe Vergeが伝えている。