Nuroの配達ロボットの次世代モデルにはエアバッグが付く。
ロボットによるラストマイルの配達サービスを手掛けるNuroは、配達ロボットの次世代(第3世代)モデルを開発中。それには何とエアバッグが付く。
配達ロボットは人が乗るわけではないのでエアバッグは不要なのではないか、と思われるかもしれないが、実はこれは周囲の歩行者を守るためのものだ。
この配達ロボットは歩道を走行するので歩行者にぶつかることも想定しなければいけない。万一、歩行者にぶつかったときに、少しでも衝撃を和らげて歩行者を守るために、前面にエアバッグが付く。

これだと人が運転する場合は前方が見えなくなるので安全上問題があるが、ロボットだしセンサーもあるのでまったく問題はないようだ。
ネバダ州に建設中の新工場で製作するので一応「メイドインアメリカ」にはなるが、BYDという中国の電気自動車メーカーが製作に携わるとのことだ。
エアバッグはドライバーを含め乗っている人を守るためのものという常識を打ち破る新しい発想だ。