無人の貨物列車が輸送業界を変える

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自動運転の鉄道車両を提供するスタートアップが突如現れた。

Parallel Systemsは1月19日、シリーズA投資ラウンドで4,955万ドルの資金を調達した、とTechCrunchなどが報じた。シードラウンドの360万ドルと合わせて、これまでの資金調達額は5,315万ドルとなった。

同社は元SpaceXのエンジニア3人が設立、自動運転の鉄道車両を開発中。貨物列車用の台車を独立させて自動運転化したもの。これにコンテナを載せて既存の鉄道上を走らせることができる。

Parallel Systemsのホームページより

この台車を鉄道会社に販売またはリースするというビジネスモデル。

従来の貨物列車では効率化のために何両も連ねて走らせる必要があったが、このシステムではコンテナを1台ずつ単独で、しかも経済的に運ぶことができる。さらに電動なのでCO2削減にも貢献できる。

列車というよりはトラックに近い。トラックが線路上を走るようなものだ。トラックドライバーの不足の問題も解決できる。

実際、同社の狙いは7,000億ドルのトラック輸送市場。このうちどれだけを鉄道に取り込めるのかが注目される。

ひょっとしたら貨物輸送業界の構図を大きく変えるかもしれない。