T-Mobileの5G Homeを使ってみる(その2)


T-Mobileの固定5Gサービス「5G Home」を使ってみることにした。

T-MobileからのDMより

ネットからの簡単な手続きで「5G Home」の申し込みが完了したが、機器の送付先になっている自宅の住所にアパートの部屋番号が入っていない。このまま発送されると、宛名不完全で返送されてしまう可能性がある。

T-Mobileのカスタマーサポートに連絡して、住所に部屋番号を追加してもらうことにした。

最近はカスタマーサポートへの連絡はチャットを使うことが多い。電話だと長時間待たされることが多いが、チャットだと比較的迅速に対応してもらえるからだ。

ところが、T-Mobileのカスタマーサポートの連絡方法を見ると、電話番号のみしか記載されていない。

そう言えば、T-Mobileは数年前に「Team of Experts」という画期的なカスタマーサポートを導入したのを思い出した。自動音声など、機械的な対応をするのではなく、専門的知識のある生身の人間が電話で対応しようというものだ。

そこで、あまり気が進まなかったがカスタマーサポートに電話してみた。一次対応は自動音声だった。機械的な声で用件は何かと聞かれたので、「5G Home」と伝えると、暗唱番号を入力せよと言う。

はて、暗証番号とは何だ。それまでT-Mobileへの連絡に暗唱番号を使った覚えはないし、求められた覚えもない。試しに他のサービスでよく使っている暗唱番号を入れてみた。認識できないとの返事。

まごまごしていると、メニューが繰り返され、最後に「オペレータと話したければゼロ」とのオプションが出た。最初からこれを出してほしかった。

ゼロを押すと、オペレータが出るまで待つようにと言われ、平均待ち時間は45分との案内が流れた。これだから電話はできれば避けたかった。

幸運にも待ち時間は比較的短く、30分くらいでオペレータが出てきた。用件を伝えると、やはり暗唱番号を聞かれた。おそらくこれだと思う、と他のサービスでよく使っている暗唱番号を伝えると、違うと言う。(そっちでわかっているなら教えてほしいものだ)

それではと、ソーシャルセキュリティ番号の下4桁を聞かれた。これは即座に答えられた。これで本人確認ができたらしい。

次に「5G Home」の申し込みに関するアカウント番号を聞かれた。申し込みが完了した時の確認メールに何か番号が載っていたような気がする。少し時間をもらってメールを調べた。こう言う時に限って、肝心のメールがなかなか出てこない。

やっと探し当てたメールにオーダー番号が載っていたのでそれを伝えた。それをもとに状況を調べてくれた。調べるのに少し時間がかかると言われ、その間に暗唱番号の再設定もしてくれた。

少ししてやっと状況の確認ができた。幸いなことにまだ発送前だった。部屋番号も含めた正しい住所を伝えた。送付先住所が正しい住所になっていることを確認してくれた。

送付先住所にはもともと部屋番号まで入っていたようだが、確認メールなどで表示された住所にはそこまで詳しい情報は表示されなかったということのようだ。

とにかく、申し込み内容には問題がないことが確認され、機器の到着を待つこととなった。