「iPhone 5S」が出るとの噂


iPhone 5が出てからまだ2か月だというのに、もう「iPhone 5S」の噂が広がっている。

TechCrunchより

TechCrunchがその噂の元の工商時報(中国語。ちなみにiPhoneは中国語で「愛瘋」と書くのだとわかる)とDigitimesの記事を紹介している。それによると、Appleは12月にiPhone 5Sの試作をして、2013年初めから量産体制に入るらしいという噂が、山火事のようにブログ界に広がっているという。

この噂が本当だとすれば、iPhone 5が発売されてから半年で新しいiPhoneが店頭に並ぶことになる。

TechCrunchによると、これは先例のないことではない。iPad miniと一緒に10月に発表された第4世代iPadは、iOS端末が1年に1回アップデートされるというAppleの通常のパターンを覆したものだ。

この最新iPadの事例が意味していることは、リリースのパターンが今までと違うこと、すなわちAppleは他の製品ラインナップでも同じことをする可能性があるということ。それだけでなく、1年の途中のアップデートでどんな点が変更されるのかということも推測できる。デザインは変えずにスペックを改良することと価格の値下げが期待できそうだ。

他社は年に1度などというパターンには拘らず、もっと頻繁に新機種や改良版を出している。Appleはこれまでそのような他社の動きには惑わされずマイペースを守ってきたが、今後はそれが変わる可能性があるということだ。

ただし、これはあくまでも噂。しかも情報源はあまり信頼性のないところらしい。最新iPadのリリースのパターン崩れに乗じてもっともらしい話をでっちあげた可能性もある。先走りせず、話半分に聞く必要がある。

それでも今後はiPhoneも他社の機種並みに価格が下がるのでは、というほのかな期待も持てそうな話だ。

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