SprintはWindows Phone 8に慎重

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Windows Phone 8をベースにしたスマホが11月から各キャリアを通じて順次販売されているが、Sprintだけは慎重な姿勢を取っている。

AT&Tのホームページより

AT&TはLumia 820、Lumia 920、HTC Windows Phone 8Xを販売中。VerizonはLumia 822とHTC Windows Phone 8Xを、T-MobileはLumia 810とHTC Windoows Phone 8Xを、それぞれ11月中に販売開始する。さらにVerizonはSamsung ATIV Odysseyを12月から販売する。

Verizonのホームページより

ところがSprintだけは年内にはWindows Phone 8を出さない。来年まで待たないといけない。その確かな理由は不明だが、TechCrunchは、おそらくWindows Phone 7がぱっとしなかったからだろうと推測する。そして、それは賢い対応だとも評価している。

以下にTechCruchの記事を要約して紹介すると、

携帯事業者は新機種に飛びついてしばしば多額のお金をドブに捨てる。AT&TのNokia 920のように独占販売をするためにはお金がかかる。そして大抵の場合、大々的に宣伝をする。これがまたお金がかかる。すべてが大量に売れそうに見える誇大広告だ。

去る3月にAT&TはNokiaのLumia 900の独占販売をした。AT&Tとしては過去最大の販売キャンペーンを打った。このスマホは性能は悪くはなかったがヒットしなかった。使っている人をほとんど見かけない。

SprintはこれまでWindows Phoneとはうまく行かなかった。MicrosoftのWindows Phoneプラットフォームには興味が湧かなかった。今までに販売したWindowsスマホはHTC Arriveという面白味のない1機種だけ。SprintはWindows Phoneに対しては慎重な姿勢を取っているようだ。

Windows Phone 8は失敗作になる可能性がある。Androidの勢いを弱めることはできそうもない。iOSは相変わらずアメリカでは主流だ。RIMはどうか。RIMは2013年初めにBlackBerry 10を出す予定だ。Windows Phone 8は直感的で、斬新で、すこぶるカッコいいとは思うが、BlackBerryのような根強いファンや会社向けの引きというものがない。2013年はWindows PhoneとBlackBerryが第3位の座を争うことになるが、個人的にはRIMに軍配。

Windows Phone陣営に付きたくてたまらなかった人たちにとっては、選択肢はいろいろあるがSprintは対象外だ。企業買収の真っ只中で資金の余裕もなく身動きがとれないSprintにとって、どうなるかわからないプラットフォームのためにリスクを取るわけにはいかない。それは賢い。

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