iPhone 5の値下げ競争が始まった


Best BuyがiPhone 5と4Sを50ドル値下げしたのに対抗して、他の小売店も追随値下げを始めている。

9to5Macが伝えるところによると、まず電器店のRadioShackがiPhone 5の16GBを$149.99ドルに、4Sの16GBを49.99ドルに値下げした。5の32GBと64GBも同様に50ドル引きにした。Best Buyとまったく同じ価格(すべて2年契約)だ。ただし店頭販売のみが対象だ。

RadioShackのホームページより

RadioShackはこれに加えて、「50ドルお買い上げごとに10ドルバック」というキャンペーンもやっているので、Best Buyよりもさらにお得だ。

9to5Macは次に、小売大手のWalmartに確認したところ、公式には発表していないが、ニューヨーク、ニュージャージー、バーモントのWalmart Wirelessセンターのほとんどの店舗がBest Buyと同額にすると回答したという。ただしニュージャージーの1店舗だけは、Wirelessセンターでは対抗値下げはしないと回答したそうだ。

ところが、実はWalmartでは「Ad Match Guarantee」といって、他社が1セントでも安ければ、その広告を持ってくれば同じ値段にするという制度があるので、Best Buyの広告を持って行けば同じ値段にしてくれないとおかしいのだが、それに関しては何も言っていなかったそうだ。

別の小売大手のTargetは、AT&TのiPhone 5を20ドル値下げすると既に発表しているが、これは店頭販売のみで、12月15日までの期間限定だ。Best Buy、RadioShack、Walmartは値下げするそうだが対抗値下げはするのかと、9to5MacがTargetのいろいろな店舗に聞いてみたところ、他社と同じ値段にすると答えたところが少なくとも1店舗はあったという。Target本社にも聞いているところだそうだ。

Appleストアも対抗値下げをすることがよくあるという。9to5Macが今回電話で確認したところでは、少なくとも1店舗がBest Buyと同じにすると答えたそうだ。

何となく9to5Macが値下げを煽っているようにも見えるが、iPhone 5が安く買えるようになるのは消費者にとってはありがたい。4Sの時よりも価格競争が激しいような感じがする。

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