12-12-12を記念して


昨日の2012年12月12日は「12」が3個並ぶ珍しい日だった。記念に12時12分にスマホのスクリーンショットを撮っておいた。

同じ数字が3つ並ぶ年月日というのは今までは毎年1回あったのだが、次回は2101年1月1日まで来ない。ほとんどの人にとって人生最後の体験となる大変貴重な日だ。

しかも「12」というのはいろいろなところで使われているパワフルで不思議な数字だ。時計の一回りが12時間、1年が12か月、1ダースが12個(ただし「パン屋の1ダース」は13個)、12星座、黄道十二宮、十二支、十二天、十二単、女子十二楽坊、『十二人の怒れる男』(陪審員は12人)、オリュンポス十二神、冠位十二階、二十四の瞳(子供の数は12人)、十二社温泉、十二指腸潰瘍・・・

こんなすごい「12」が3個も並ぶとは、きっとすごいことに違いない。テレビのニュースでも一生に一度(Once in a life time)の出来事として何度も取り上げていた。何か新しいことを始めるのにはいい日のようだ。この日に結婚式を挙げる人や子供を産む人が多いそうだ。結婚式の日は選べるが、子供を産む日は選べないだろうにと思ったが、そうでもないらしい。この日に産まれるようにきちんと計画的に実行した人もいるようだ。

巷ではこの日を記念してさまざまなイベントが行われた。身近なところではドーナツのKrispy Kremeから「12−12−12」のスペシャルオファーのクーポンがメールで送られてきた。オリジナルグレーズのドーナツを1ダース買うと、さらに1ダースが無料でもらえるというもの。

早速プリントアウトしたクーポンを握りしめて近くのお店に行ってみた。いつもはがらがらに空いているのに、その日だけは長い行列ができていた。しかもなかなか進まない。1人あたり24個も買って行くのだから、ドーナツの方が追いつかない。ベルトコンペアに乗って出てきたそばから、グレーズが乾かないうちに箱詰めしている。

Krispy Kremeからは以前、誕生日にドーナツ1個とコーヒーが無料でもらえるというクーポンをメールで受け取ったので、喜び勇んでお店に行ったら、店のマネージャーに「そんなものは知らない」とあしらわれた苦い思い出がある。それ以来、Krispy Kremeからは足が遠ざかっていた。今回も一応警戒はしていたが無事もらえたので、また距離が縮まった。

それにしてもドーナツ24個というのは壮観だ。

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