VerizonがT-Mobileに対抗


VerizonがT-Mobileの「アンキャリア」料金に対抗して、スマホの本体定価の分割払いを導入した。

Verizon Wirelessがこのところ賑やかだ。4月12日に早期アップグレード(機種変更)制度を廃止した。今までは2年契約でも20か月過ぎればペナルティなしで機種変更ができたのを、厳格に24か月使わないと駄目ということにした。これはVerizonの顧客にとってはサービス悪化だ。

その埋め合わせとして、スマホの本体定価の分割払い「Device Payment Plan」を導入する。Engadgetによると実施は4月21日から。

今までもタブレットでは分割払いを導入していたが、それをスマホにも拡大する。これはT-Mobileへの対抗と言える。ただし、T-Mobileの場合は24か月払いだが、Verizonの場合は12か月払いだ。Verizonはさらに、分割払い手数料として月々2ドル、1年間で24ドルを徴収する。これはT-Mobileに比べて少し見劣りする部分だ。

対象端末は349.99ドル以上のスマホとタブレットという制限があるが、これを使えば、契約途中でも1年毎に端末を買い替えることができる。新しいもの好きのユーザには好都合だ。

実は端末の価格を1年間で払い切ることにはメリットがある。買取業者に買ってもらうときに、1年ものだと買取価格が比較的高いことだ。高額買取の業者を使うと、うまく行けばそれほど大きな実質負担なしで1年毎に新しいスマホが使えるかもしれない。

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