カメラスマホの熱い戦い


Nokiaの41メガピクセルカメラ搭載Windows Phone(コードネームは「EOS」)の噂があちこちで出回っているが、いよいよ7月11日にニューヨークで正式発表するらしい。

The Vergeによると、「Zoom. Reinvented」のメッセージとともに大きな虫眼鏡が描かれたイベント招待状が報道関係者に送られたようだ。

Nokiaのイベント招待状(The Vergeより)

カメラの性能は画素数だけで決まるわけではないが、とにかく41メガピクセルというのはすごい。ちなみにiPhone 5は8メガピクセル、Galaxy S4は13メガピクセル、デジタル一眼レフのNikon D800でさえ36.3メガピクセルだ。

NokiaはPureVewという独自の高度なカメラ技術を持っており、これまでにも808 PureViewというSimbianベースのスマホには41メガピクセルのカメラを搭載していた。最新のWindows PhoneのLumia 920/925/928でもPureView技術が使われているが画素数は8.7メガピクセルだ。

まもなくWindows Phoneに41メガピクセルのカメラが初めて搭載されることになる。41メガピクセルを必要としている人がどれだけいるかは疑問だが、少なくとも差別化にはなるし、性能がいいに越したことはない。ズームをしても画像が劣化しないそうだ。どれだけすごいのか、実際に使って試してみたいものだ。

折しも6月12日にはSamsungが半分カメラ、半分スマホのGalaxy S4 Zoomを発表した。これは16メガピクセルだ。今秋には発表されるだろうと予想されているiPhone 5Sのカメラは12.1メガピクセルとの噂だ。画素数はそれほどでもないが、絞り値がf/1.8、フロントカメラが5メガピクセルという気になるスペックも噂されている。

カメラスマホの熱い戦いのゆくえは如何に。

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