AT&Tがデータシェアプランを拡充

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AT&Tが7月26日からデータシェアプラン「Mobile Share Plan」のメニューを追加する。より多くの顧客をこのプランに移行させたいとの思いの現れだ。

今までのMobile Share Planはデータの最低が1GBで40ドル、1GBの次は4GBで70ドルだったのが、300MBで20ドルと2GBで50ドルの2つのプランを追加する。

Mobile Share Planの新料金表(AT&TのWebサイトより)

CNETによると、AT&Tが1年前にMobile Share Planを導入して以来、利用者からは「驚くほどの」反応があったという。それを考慮して選択の幅を広げたそうだ。

2GBの導入は妥当なところだ。今まで2GBがなかったのが不思議なくらいだ。1GBの次は4GBというのはひどすぎる。2GBくらいがスイートスポットの顧客はかなりいるのではないか。

300MBはデータをほとんど使わないベーシックフォン向けのように見えるが、Mobile Share Planではスマートフォンを少なくとも1台は使わないといけないことになっているので、ベーシックフォン向けというわけではない。つまりデータは使わないがスマートフォンは使いたいという人向けだ。そんな人がどれだけいるかは定かではないが、昔からデータ無制限に加入しているが、実はあまりデータは使わないという既存顧客はいるかもしれない。

昔からのデータ無制限プランに加入している顧客の月々の利用額はだいたい90ドル(音声が450分で40ドル、テキストが無制限で20ドル、データが無制限で30ドル)くらいのものだ。今までのMobile Share Planだと最低でも85ドル(データが1GBで40ドル、端末ごとの月額料金が1台45ドル)。差額が5ドルくらいならデータ無制限の特権を維持していたい、という顧客が少なからずいると予想される。今回追加された300MBは端末ごとの月額料金を含めると70ドル。差額は20ドルになる。これならデータ無制限を手放してもいいかという顧客が少なからずいるかもしれない。

データ無制限の顧客をいかにしてMobile Share Planに無理なく移行させるか、AT&Tの苦労は続く。

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