SamsungとNokiaが大画面スマホ競争


SamsungとNokiaが相次いで大画面スマホを投入する。

Galaxy Mega(SamsungのWebサイトより)

The Vergeによると、Samsungの「Galaxy Mega」は画面が6.3インチと、スマホとしては史上最大。画面の解像度は720p、CPUが1.7GHzデュアルコアプロセッサ、バッテリーが3200mAh、リアカメラが8メガピクセル。最新のGalaxy S4と比較すると画面が大きいだけで、他はあまりぱっとしないスペックだ。8月中にAT&T、Sprint、US Cellularから販売される。

一方、同じくThe Vergeによると、Nokiaの大画面Windows Phoneはコードネームが「Bandit」。何やらただならぬ雰囲気だ。画面が6インチで解像度が1080p、CPUがQualcomm Snapdragonクァドコアプロセッサ、リアカメラの画素数が20メガピクセル以上になるという。こちらはただならぬスペックになりそうだ。発売予定は9月。

同じような時期に同じようなスマホが出るというのは偶然ということもあるが、今回は偶然ではなさそうだ。Nokiaの大画面Windows Phoneの噂は今年の4月頃から出ていた。7月には6インチ画面の写真も流出していた。Samsungがその先手を打って、少し大きい6.3インチ画面のスマホを少し早めにぶつけてきたものだろう。それがSamsungのやり方だ。

そういえば、iPhone 5Sのゴールドが出ると噂されているが、Samsungはその先手を打って、Galaxy Goldenを発表した。3.7インチの画面が2つ付いている折りたたみ式のケータイだ。ゴールドの色をマネしただけで、iPhone 5Sとは似ても似つかない。

いずれにしても競争が活発になって、高性能で安価なスマホが続々と登場することはいいことだ。ただしスマホの大画面競争には限界がある。7インチになるとタブレットになってしまうから。

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