出前サービスのCaviarが地域拡大


レストランの出前サービスをする「Caviar」がサービス地域を拡大した。今まではサンフランシスコだけだったが、シアトルとニューヨークでも利用できるようになった。Food RepublicTechCrunchが紹介している。

2012年6月にサンフランシスコでベータサービスを開始し、2013年3月に一般ユーザーへの提供を開始した。同社のホームページFacebookページに掲載されているメニューはやけに美味しそうなものばかりだ。

Caviarのホームページより

提携しているレストランの一定のメニューの中からユーザーが注文したものを届けてくれる。注文はWeb上で受け付ける。1時間以内の配達を目指す。日時指定の予約もできる。似たようなサービスは他にもいくらでもありそうだが、他と違うところがいくつかある。

キュレーターとしての役割を演じる。提携しているレストランのメニュー全部が注文できるわけではない。有名レストランのお勧めのメニューを厳選してリストアップする。もしリストにないものがどうしても食べたい場合は、言ってくれればできるだけ努力するとのことだ。

通常は出前をしてくれないレストランのメニューを出前する。現在サンフランシスコで提携しているレストランは約60店。さらに20店が準備中。すべてが今までは出前サービスをしていなかったお店ばかりだ。人気のレストランの中には、満席で長蛇の列ができていても、厨房はそれほど忙しくないということもある。そういうレストランにとっては好都合だ。

1回の注文につき一律に9.99ドルの手数料がかかる。これはちょっと高い気がするが、職場などでグループでまとめて注文すれば1人あたりの負担が軽減できる。さらに11月22日までは手数料無料のキャンペーンをしている。

どれだけ浸透するか興味深いが、今回サービス地域を拡大したということは、サンフランシスコでのビジネスがうまく行っているからに違いない。

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