スマートロックが自転車にも


自転車に付けるスマートロックが登場した。スマホで開錠、施錠などのコントロールができるだけでなく、GPSで位置がわかり、さまざまなセンサーが付いていて異常を検知してアラームを出すので盗難防止にも有効だ。

LOCK8のFacebookページより

LOCK8というロンドンのベンチャージビネスが開発した。TechCrunchによると、Kickstarterで資金集めをして、目標額の5万ポンドを既に達成した。

開発の動機は、学生のときに自転車を何度も盗まれて、盗まれないようなロックはないものかと探したがなかったので、自分たちで作ることにしたというもの。それだけに盗難対策がこれでもかというほどにずいぶん充実している。

  • GPSで位置がわかるので盗まれても追跡して発見しやすい。
  • 「スマートケーブル」というワイヤーは、切断されると警告音を出して、所有者やメンバーに通知のメッセージを送ってくれる。
  • ジャイロ加速度計が、振動を検知して警告音と通知を発する。ノコギリで切断されたりドリルで穴を空けられたりハンマーで叩かれたりするとすぐに検知できる。
  • 温度センサーが、温度を検知して警告音と通知を発する。バーナーで焼かれたりアイススプレーで攻撃されてもすぐに検知できる。

価格は1個約200ドル。日本だと自転車が1台買える値段だが、何度も盗まれることを考えると高くはないとも言える。

サンフランシスコでも自転車の盗難は日常茶飯事だ。しっかりワイヤーでつないでおいても分解して持って行かれてしまう。

エンバカデロストリートにて

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