iPhone 6にソーラー発電が付くとか付かないとか


次期iPhone(iPhone 6)は画面がサファイアガラスになるとの噂は昨年からささやかれているが、そのガラスに太陽光発電用のソーラーセルも組み込まれると噂されている。

噂のソースは、Seeking Alphaに掲載されたMatt Margolla氏の記事。それによると、Appleが2013年2月にタッチセンサーとソーラーパネルを統合する技術の特許を申請したこと、2013年10月には端末本体の充電が可能なポータブルソーラパネルの特許申請をしたこと、サファイヤガラスの供給でGT Advanced Techonologiesと5億7,800万ドルの契約を締結したこと、そのサファイアガラスのスクリーンを製造するアリゾナ州メサの工場でソーラー関連の薄膜フィルムの技術者も募集していることなど、いろいろ考え合わせると、単に画面がサファイアガラスになるだけでなく、本体充電用のソーラーセルが組み込まれる可能性が高いということだ。

サファイヤスクリーンを製造するアリゾナ州メサの工場(9to5Macより)

これに対し、Forbesに寄稿したNigam Arora氏は、次期iPhoneにソーラーセルを期待してはいけないと否定的だ。同氏は2013年11月に、次期iPhoneは画面がサファイアになることを詳しく紹介した人だが、ソーラーセルを組み込んだサファイアガラスを作るのは技術的にもう少し時間がかかるので、iPhone 7にはありうるがiPhone 6では無理だろうと述べている。

iPhone 6は大画面になると噂されているので、バッテリーの持ちが悪くなるのをカバーするためにソーラー発電を導入するというのは自然な考え方だ。技術が間に合うことを祈りたい。

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