Verizonが「MORE Everything」で料金競争に参入


T-MobileとAT&TとSprintが繰り広げていた料金競争にVerizonも参入した。今までの「Share Everything」の料金が実質的に値下げとなる「MORE Everything」を2月13日に発表する。

DROID Lifeによると、正式発表の前にその内容の社内文書が出回っているようだ。

DROID Lifeより

まず、特定のプランのデータ上限を最大2倍に増量する。今までの500MBで月40ドルのプランは、1GBで月40ドルに、1GBで月50ドルのプランは2GBで月50ドルに、2GBで月60ドルのプランは3GBで月60ドルになる。今までの4GB以上のプランは変更がないようだ。

また、250MBのプランの月額料金が20ドルから15ドルに、500MBは40ドルから30ドルにそれぞれ値下げされている。つまり、今までの2GB以下のデータプランの料金がすべて値下げされて、3GBのプランが新たに追加されたのと同じことだ。さては4GB以上はあまり使わせないようにする作戦か。

さらに、端末早期買換えオプション「Edge」利用者の月額基本料を値下げする。8GB以下のプランに入っている利用者は1回線あたり月10ドル引き、10GB以上のプランに入っている利用者は1回線あたり月20ドル引きになる。これは端末補助金を使っていない人からも使っている人と同じ基本料を取っているとの批判に応えたものだ。

おまけに、25GBのクラウドストレージサービス(月2.99ドル相当)が無料で使えるようになる。

いろいろ安くなるようだが、どれもストライクゾーンに入ってこない。もっと思い切った施策で料金競争に参入してほしいものだ。

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