今年買ってはいけないものに2年契約と固定電話が


MarketWatchが、今年(2014年)買ってはいけないもの、すなわち衰退しつつある商品やサービスを10個挙げている。その中に、ケータイの2年契約と固定電話が含まれている。

最近のケータイは契約なしのサービスが台頭しつつある。2年契約は割高で途中で解約すると高額な解約料がかかるというデメリットがある。

契約なしのサービスを提供する格安事業者が多数出ている。月額料金は大手キャリアの2年契約の料金の半分くらいで済む。大手キャリアも対抗して同様のサービスを提供している。

また固定電話も衰退している。固定電話を持っている家庭はどんどん減っている。固定電話を持たないケータイオンリーの人口は今や38%を占める。2009年の上半期には21%、2003年の上半期では3%だった。

ケータイオンリーと言っても電話をするのにケータイだけしか使えないわけではない。パソコンで無料でビデオ通話までできるSkypeやFaceTimeなどもある。magicJack Plusという電話サービスもある。

ただしどれもインターネット接続が必要で、ハリケーン「サンデー」が来たときはインターネット電話やケータイは使えなくなったところもあるので、安全性を重視する人は固定電話も持っておいた方がいい。

ところで、Best Buyなどの家電量販店などでは未だに固定電話の端末を販売している。レトロなタイプもあり、これはこれでいいものだ。

Best Buyが販売しているレトロ調固定電話(Best BuyのWebサイトより)

ちなみに、その他の衰退分野は次のとおり。

ケーブルTV、GPS製品(カーナビ等)、DVD/Blu-rayプレーヤー、ホテルの部屋、デスクトップ・ラップトップPC、エコノミークラスで足元スペースが広くなる有料オプション、ポイントやマイルの貯まるクレジットカード、デジカメ。

 

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