家電店のBest BuyがiPhone 5s（16GB）を無料にするとの情報をMacRumorsで見かけたが、これはよく見たら残念な点が多々ある。
① 残念ながら正確には無料ではなく1ドルだ。まあ「ほとんど無料」だから大きな問題ではないが。
② 2年契約が必要だ。これは少し残念だが、通常価格で買うよりは多少ましだ。2年契約の場合、iPhone 5s（16GB）は通常199.99ドル、Best Buyでは50ドル引きの149.99ドルで販売されている。これが1ドルで買えるということは、148.99ドルお得だ。
③ 今持っているiPhone 5または4Sを下取りに出さないといけない。これは今持っていない人にとってはもちろん残念だが、持っている人にとっても場合によっては残念だ。iPhone 5を他の業者に下取りに出すと200ドル以上で買い取ってくれるところがある。そういうところに下取りに出した方がお得だ。
④ プロモーションは2月28日と3月1日の2日間だけだ。すごいお得なプロモーションというほどでもないのに、2日間だけとはあまりにもケチ臭い。しかももう過ぎている。これも残念。
ところで、Best Buyは最近売上が落ちている。値引きしても販売量が伸びず、単に売上が減るだけという事態に陥っている。これはBest Buyにとっては残念だろう。
特に2013年のクリスマスセールの結果は「がっかり」だったので、Best Buyの株価が大きく下がった。年末までは1株40ドルくらいで推移していたのが今は26ドルくらいになってしまった。Best Buyの株主にとっては、「ベスト・バイ」どころか「ワースト・バイ」になってしまったようだ。残念！
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