ディナーをシェアするFeastly


TechCrunchが「ディナーのAirbnb」と称するワシントンDCのスタートアップ「Feastly」は、ディナーをシェアするコミュニティだ。お腹を空かした人々と料理人を結びつける。

しかし最近はいろいろなものがシェアされるようになった。Airbnbは空き家やコンドミニアムの一室などをシェアするコミュニティだが、今やシェアの代名詞となりつつある。

先日はトイレがシェアできるAirpnpに驚かされたが、それに比べたらディナーをシェアするというのは極めて自然な成り行きだ。

料理人が自宅でおもてなしをする。料理人はプロでもアマチュアでも、料理が上手なら問題ない。食事は有料でも無料でもいい。平均は35ドル位のようだ。

たとえば今度の金曜の夜にニューヨークで計画されている「Calva Spring Menu」は1人65ドル。10数人呼ぶようだから、一晩で結構な小遣い稼ぎができそうだ。つい実益を期待してしまう。

Calva Sprint Menu/Feastlyの案内ページより

シェアすることで料理人は料理の腕を披露して小遣い稼ぎができる、客はレストランでは味わえないような家庭料理を味わえる、といったメリットが期待できるのはもちろんのこと、それ以上に人との出会いや社交の場としての意味合いが大きい。

シェアを通じて人と人が現実世界でつながることが最大のメリットだ。

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