消火栓の色には意味がある

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街で見かける消火栓の色は文字通り色々あるが、色にはそれぞれ重要な意味があるので勝手に塗り替えてはいけない。最近これを勝手にペイントして「芸術作品」にしてしまう悪戯が増えているそうだ。

サンフランシスコには白い消火栓が多い

どの色がどういう意味かは自治体によって違うが、一応全米消防規定(NFPA)の勧告によると、本体の色は公共水道を使用するものは黄色、私設の水源を使用するものは赤。天辺と各栓のキャップの色で水量を示し、500GPM(ガロン/分)未満は赤、500-999GPMはオレンジ、1,000-1,499GPMは緑、1,500GPM以上は青となっている。

これが勝手な色にペイントされてしまうと水量がわからなくなるだけでなく、ペイントによって栓のキャップが固まって開かなくなってしまうこともり、消防活動に支障を来すので早急に修復する必要がある。

SFGateによると、サンフランシスコではここ数か月で35-40か所の消火栓が「芸術的に」ペイントされ、作業員が修復作業に追われているとのことだ。この修復作業が大変で多大な費用がかかる。

修復作業はまず、水道管を閉じて、ペイントされた消火栓を外して、代替の消火栓を設置して、ペイントされた消火栓を修理工場で修復して、また元の場所に戻して設置するという手順だ。その費用が1か所につき4,000ドルもかかる。ここ数か月だけで修復作業に14万ドルもかかっている。すべて血税で賄われる。

こんな悪戯をするエネルギーがあるなら、AT&Tのユーティリティボックスを芸術的にペイントしてもらおうではないかと、法制度化を進める動きもあるようだ。

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