食事の出前サービス競争激化


ランチやディナーの出前サービスが相次いで登場し、競争が激化している。TechCrunchが紹介しているライバル対決はSpoonRocketSprigの2社。

SpoonRocketは2013年夏にバークレイなどがあるイーストベイ地域でサービスを開始し、2014年2月にサンフランシスコにサービスを拡大した。6ドル(税金とチップは別)のランチと15分以内の配達を売り物にする。この低コストとスピードを可能にするため、選択できるメニューを2種類に絞り、いつでも出せるように配達車両の中で温めて用意している。1日数千食を売り上げて、さらに拡大中だ。

SpoonRocketのランチメニュー(SpoonRocketのホームページより)

これに対するSprigは2013年11月にサンフランシスコでサービスを開始。これまでディナーだけだったがこの4月28日からランチの提供も始めた。メニューを3種類に絞り、ディナーは10ドル、ランチは9ドル、配達料(税金とチップも込み)が2ドルという料金設定だ。ディナーだけでも1日1,000食を売り上げ、ランチの開始でさらに売上増が見込まれる。

Sprgのランチメニュー(Sprigアプリより)

どちらもファストフードのようなものではなく、レストランなどで食べられる本格料理といった感じだ。両社とも最近1,000万ドルの資金調達に成功し、ますます勢いづいている。この分野の有望性を感じさせる。

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