自転車がスマートになった


自転車がスマートになった。スマホと連動していろいろなことができる。

Valourのプロモーションビデオより

TechCrunchが紹介するスマート自転車「Valour」は、カナダのVanhawksというスタートアップが開発した。

今のところできることは、Bluetoothでスマホなどに接続して道案内をしてくれる、車が接近したら教えてくれる、消費カロリーや走行距離を知らせてくれる、盗まれたら仲間の自転車が居場所を教えてくれるなど。

道案内は、ハンドルバーにLEDライトがついていて、曲がる場所でライトが点滅して教えてくれる。ライトやセンサーなど、電気を必要とする機器の電源は自家発電。前輪に発電機がついている。1時間こぐとフル充電される。

VanhawksはクラウドファンディングのKickstarterで資金調達をしている。調達期間は5月1日から1か月間。目標額が10万カナダドルのところ、開始後1週間も経っていないのに既に20万カナダドルを超えている。すごい人気だ。

Kickstarterで支援者になると、変速ギアなしが1台999ドル、変速ギア付きが1台1,199ドルで入手できるのだが、もう米国・カナダ枠は売り切れてしまった。日本を含む国際枠はまだ残っているようだ。

ただ、できることがやや物足りない。この価格なら電動自転車にしてもらいたい。サンフランシスコの坂を難なく登れるスマート電動自転車にしてくれたら衝動買いすると思う。

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