Squareの注文アプリで飲食業界が混雑

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モバイル決済のSquareが注文アプリ「Square Order」をリリースした。飲食業界が一層賑やかになってきた。

iTunesのアプリ紹介ページより

Square Orderの仕組みは、近くのカフェやサンドイッチ屋さんなどの持帰り用メニューをスマホでチェックして、注文と支払いまでスマホで済ませて、受取りの準備ができたらお店から通知が来るので、お店に行けば待たずに受け取れるというものだ。

お店に行く道すがら注文し、お店に着いたら即受け取れるようなタイミングにしておけば時間の無駄がない。お昼休みなど、時間があまり取れないときには便利だ。

Squareの既存のモバイル決済アプリ「Square Wallet」でもある程度同じようなことができたが、今まではどちらかといえば「支払い」に重点が置かれていたのに対し、新アプリでは「注文」に重点が移っている。なお「Order」の登場で「Wallet」はいずれなくなる運命となった。

しかしこのところレストランのソーシャルアプリといい、出前サービスといい、飲食業界関連のアプリやサービスが続々と登場して、飲食業界が混雑してきた。「食」の市場は毎日需要が発生するので、新規サービスを受け入れる包容力が大きい。

ところで、Square Orderで注文すると、ユーザにとってはお店のレジ前には並ばなくても済むというメリットがあるが、お店からすると、並んでいるお客さんの間にSquare Orderからの注文が割り込んでくることになるのではないか。

すると並んでいるお客さんにとっては、順番が来るまでや注文の品ができ上がるまでに今までより時間がかかるようになるのではないか。するとお店の混雑もひどくなるのではないか。というのは心配のしすぎだろうか。

One Response

  1. […] モバイル決済と出前サービスは親和性はあるが、分野が全然違う。協業ならわかるが統合することもないのではないかという気がしないでもないが、Squareは5月に「Square Order」を開始して既に飲食業界に参入しているので、出前サービスを統合することにはそれほど違和感はない。決済と注文の体制はできているので、これに配達が加われば飲食ビジネスの一貫提供体制がかなり整う。残るは調理することぐらいか。 […]

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