VerizonがAWS周波数で「XLTE」を開始

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VerizonがAWS周波数(1.7/2.1GHz帯)を使用した高速LTEネットワーク「XLTE」の運用を開始した。ただしこれはまだLTE-Advancedではない。

Verizonのホームページより

使用する帯域幅が2倍になるので今までより高速、大容量の通信が可能になると謳っているが、これで具体的にどのくらいの速度が可能なのかという情報は発表していない。

具体的な帯域幅の情報もVerizonの発表文書にはなかったので、ほとんどのメディアではその情報を伝えていなかったが、FierceWirelessがしっかり伝えていた。

これまでは700MHz帯周波数で20MHz(2 x 10MHz)の帯域幅を使用してLTEサービスを提供していたが、AWS対象地域ではこれに加えて40MHz(2 x 20MHz)の帯域幅を使用したLTEサービスが利用可能になる。

まだLTE-Advancedではないので、使用できる帯域幅は片方向につき20MHzが限度。2 x 2 MIMOで経路多重化したとすると、最大速度は下りが100-150Mbps、上りは最大50Mbpsとなる。

理論的にはそのはずなのだが、Verizonが今のところ約束しているLTEの速度は下りが5-12Mbps、上りが2-5Mbpsで、XLTEでもそれは変わっていない。理論値よりもすいぶん低い。

VerizonのLTE提供地域は現在約500都市。そのうち約半分がAWSの対象地域。今後14-18か月かけてAWSのカバレッジを全国に拡大する。

Verizonの端末はiPhone 5s/5cやGalasy S4/S5/Note 3など最新のものはAWSに対応しているが、少し古くなると対応していない。iPhone 5やGalaxy SIIIも対応していない。なお、AWS対応でない端末でもXLTEの恩恵を受けられるとVerizonは言っている。

AWS対応端末はAWS対象地域に入ると自動的にAWS周波数をつかむ。すると700MHz帯周波数の混雑も緩和するので、AWS対応でない端末でも高速化が期待できるというわけだ。

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