電動スケートボードに新たな展開が見えてきた。
MarbelがKickstarterで資金調達をしている。5月20日から30日間で、目標額は9万ドル。開始から1週間で既に15万ドルを突破した。
支援者になると電動スケボー1台が999ドルか1,099ドルで入手できたのだが、生憎この「アーリーバード」枠は既に埋まってしまった。今からだと1,199ドルとなるが、まだ入手はできる。
電動スケボーは既にいくつかの競合他社も提供しているが、どれもごっついモーターやバッテリーボックスが付いていて、いかにも電動だとわかるし、重くて持ち運びが大変だった。
Marbelの電動スケボーの特徴は、外見は電動でない普通のスケボーと見分けがつかないこと。重さは3kg位。これなら持ち運びも苦にならない。「世界最軽量の電動乗り物」が謳い文句。さらにスマホと連動し、最高速度や加速などのコントロールもスマホでできる。
画期的な電動スケボーの登場だが、残念ながら現状ではカリフォルニア州では公道で電動スケボーに乗ることは違法だ。1977年に禁止された「自走式スケートボード」に該当するからだ。そのときはガソリンで走るタイプだったため、騒音がひどく大気汚染も悪化させるというのが禁止の理由だった。今どきの電動スケボーには当てはまらない。
時代遅れの法律を現代に則したものに修正すべく、電動スケボーで合法的に公道を走れるようにしようという法律が整備されつつある。
これが成立すると、サンフランシスコの通勤事情が一変するかもしれない。
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