スナックの定期購入サービスといえばそれほど目新しくもないが、「Love With Food」は実に目新しい。TechCrunchによれば、このビジネスが140万ドルの資金調達に成功した。
月々10ドルを支払うと、スナック菓子が6-8個詰まったギフトボックスが毎月1回送られてくる。中味が気に入ったらWebサイトで詳細を確認したり追加注文したりもできる。
同様の定期購入サービスではコスメのサンプルを提供する「Birchbox」が有名だが、そのビジネスモデルを食品に応用したLove With Foodは関係者にいくつものメリットを生み出す。
まず、スナック菓子は自然食品か有機食品の健康食だから、購入者の健康増進に役立つ。
ボックス1個が配達されるごとに、恵まれない子供たちに食料を供給する慈善団体に寄付が行われる。
スナック菓子は提携メーカーのサンプル品を使用するので、主催者に負担はかからない。
メーカーは低コストで新製品の宣伝ができ、消費者からのフィードバックを得ることもできる。
さらに大きなメリットは、多数のサンプル品に対する消費者の反応に関する膨大なデータを収集することができる。これがこれからのビジネスの大きな可能性を感じさせる。
それが140万ドルの資金調達に成功した理由だろう。
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