レストランの予約を売り買いする

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なかなか予約が取れない有名レストランの予約を、お金を払って買い取る方法がある。「ReservationHop」というサービスを利用すればいい。The Next Webが紹介しているのだが、これは下劣なビジネスだと酷評している。

ReservationHopのホームページより
ReservationHopのホームページより

レストランの予約をしていたけれど行けなくなってしまった。なかなか予約の取れない有名レストランなので、そのままキャンセルしてしまうのはもったいない。何とかこれで小遣い稼ぎができないものか、と考えている人には朗報だ。「ReservationHop」で売ればいい。

逆に有名レストランの予約をしたいのだが既に埋まってしまった。何としてもそのレストランに行きたい。少しお金がかかってもいい、と考えている人には朗報だ。「ReservationHop」で買い取ればいい。

レストラン側としても、「ReservationHop」のおかげで予約がキャンセルされずに済む。もっともこのサービスを利用していることはおそらくレストラン側は知らないだろうから、最近予約のキャンセルが少なくなったなと感じる程度か。

ともかく、こんな具合で関係者が皆ハッピーになるソリューションのようにも見えるが、The Next Webが問題視するのはそのやり方だ。

予約を買い取って支払いをすると、ReservationHopは、誰の名前で予約しているのかを教えてくれる。つまり、予約を買い取った人は元々予約した人に成りすまして食事をすることになる。法的には問題ないのかもしれないが、道義的には問題だ。

それに「売りたし」側は本当に行こうと思って予約したけれど行けなくなってしまった人だけとは限らない。これがエスカレートすると、金儲けのためにダミーで予約する人が増える可能性もある。そうするとただでさえ予約を取るのが難しいのにますます難しくなってしまうという実害も出る。

要するにこんなビジネスはチケットを転売するダフ屋と同じ。下劣で悪趣味でえげつない(all kinds of sleazy)とThe Next Webは酷評する。こんなビジネスが蔓延すると世の中は駄目になる。こんなサービスは皆でボイコットしようと呼びかけている。

そうは言っても、世の中は既に同様のビジネスが蔓延してしまっている状態だ。こんなビジネスの根絶は難しい。とは言え、他人に成りすまして食事をするのはあまり気持ちのいいものではない。使ってみて後味が悪ければ自然に使われなくなるはずだ。

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