同じ機種のスマホでもキャリア/ネットワークによってバッテリーの持ちが違い、4キャリアの中ではT-Mobileが一番長持ちするという調査結果が出た。

LAPTOP誌がGalaxy S5、HTC One M8、Galaxy S4、HTC One M7の4機種について、4キャリアのネットワーク上でAndroid用のテストアプリを使って、バッテリーを満タンにしてからカラになるまでの時間を調査した。
たとえばGalaxy S5の場合、T-Mobileは10時間57分、AT&Tは9時間28分、Sprintは8時間34分、Verizonは7時間30分と、何と最下位のVerizonに比べてトップのT-Mobileは3時間半近くも長持ちする。
他の機種もだいたい同じような結果で、2-4位は若干ばらつきもあるが、トップの座はT-Mobileで変わらなかった。さらに別な場所で調査しても同様の結果だったという。
この結果について、LAPTOP誌でははっきりとした原因はわからないが、次のようなことが考えられるとしている。
- T-Mobileのネットワークは使用する周波数のおかげでデータの送受が効率的に行える。
- T-MobileのLTEネットワークを使用しているユーザー数が極めて少ない。
- T-Mobileのスマホにプリロードされているアプリが他のキャリアより少ない。
LAPTOP誌がこれを確認すべくT-Mobileにコメントを求めたが、端末が最適化されている云々と、曖昧な回答しかもらえなかったそうだ。
最近T-Mobileの電波状態が随分改善されているので、端末の消費電力が少なくて済むようになっているのかもしれないが、それならT-Mobileがもっとそのことを宣伝しても良さそうなものだ。
T-Mobile自身もよくわからないのかもしれないが、知らず知らずに何かいいことをやっている可能性がある。
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