Verizonが個人プランを値下げ


Verizonがスマホの個人プランの料金を値下げした。データが2GBの場合、今まで月90ドルだったのが月60ドルになる。これは大きな値下げだ。

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VerizonのMORE Everythingプランでは、スマホ1回線につき月40ドルの回線アクセス料と、データ容量に応じた月額のアカウントアクセス料を合計したものが月々の料金になる。もちろん無制限の音声とテキストが含まれる。

たとえばデータが2GBの場合、今までのアカウントアクセス料は月50ドルだったので、スマホ1回線の場合は合計で月90ドルかかっていた。

それを月60ドルにするというのだから、思い切った値下げだ。端末代金を分割払いする「Edge」を利用するとさらに10ドル安くなって月50ドルになる。これはAT&Tよりもかなり安い。

AT&TのMobile Share Valueプランでは、データが2GBの場合、月40ドルのプラン料金に、端末代金を分割払いする「Next」を利用するときはスマホ1回線ごとに月25ドルのアクセス料が加算されて合計で月65ドル、端末補助金を利用して2年契約するときはスマホ1回線ごとに月40ドルのアクセス料が加算されて合計で月80ドルとなる。

つまり端末補助金を利用する場合はAT&Tが80ドルなのに対してVerizonは60ドル、端末代金を分割払いする場合はAT&Tが65ドルなのに対してVerizonは50ドル。VerizonがAT&Tよりもこんなに安くなるとは。

ちなみにT-Mobileはデータが1GBで50ドル、3GBで60ドル。VerizonとT-Mobileがほぼ同程度の料金になった。これでAT&Tが黙っているはずがない。SprintもCEOが代わって近々「極めて破壊的」な料金を打ち出すと言っている。

何だか料金競争が過激化の予感。

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