多機能クーラーボックスの資金調達がすごいことになっている。目標額が5万ドルのところ、何と1,000万ドル以上集まっている。
Kickstarterで7月8日から8月29日までの52日間の資金調達を実施中だが、支援者は5万人を超え、調達額は1,000万ドルを超えている。まだ増えつつある。締切りまでまだ2日ある。
通常のクーラーボックスと何が違うのか。
- まず、「Coolest」という名前がいい。Cool – Cooler – Coolest!
- 充電式ミキサーが付いていて、カクテルやスムージーなども作れる。
- 取り外し可能な防水のBluetoothスピーカーが付いている。
- USB充電器が付いていて、スマホなどの充電ができる。
- 蓋にLEDライトが付いているので、暗いところでも飲み物などを間違いなく取り出せる。
- 上にモノを載せたときにロープで縛りやすいようになっている。
- 中の仕切りはまな板にもなる。
- 皿やナイフなども収容されている。皿も裏返せばまな板になる。
- 幅広の丈夫なタイヤがついている。
- 栓抜きが組み込まれている。
特長はざっと以上のようなものだ。それほど目新しい技術が採用されているわけではなさそうだ。スマホとの連携はスピーカーと充電だけ。それなのに、Kickstarterでの調達額はスマートウォッチの「Pebble」を抜いて歴代トップになったそうだ。
多機能とは言え、既存の技術を寄せ集めただけのクーラーボックス。こんなものにこんなにたくさんの資金が集まるとは。まったくインターネットの人たちの考えていることはわからない。
でも何だかワクワクする。これでピクニックに行ったら便利で楽しそうだ。試しに1台申込んでみた。
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