T-Mobileのアンキャリア第7弾はWi-Fiコーリング


T-Mobileが「アンキャリア」施策の第7弾を発表した。これまでいろいろなものを解放してきたが、今回はWi-Fiを解放して電話やテキストができる場面を広げる。

T-Mobileのホームページより
T-Mobileのホームページより

「Un-carrier 7.0」のテーマは「Wi-Fi Un-leashed」。Wi-Fiコーリングを拡充するという内容。今後T-Mobileのショップで販売するスマホの新機種は、すべてWi-Fiコーリングに対応する。

Wi-Fiコーリングはケータイの電波が届いていなくてもWi-Fiがあれば通常の電話番号で電話ができる。テキスト(SMS)もできる。ケータイのカバレッジ不足の補完にもなる。

スマホを海外に持って行ったときでも国内扱いで電話ができるというメリットもある。逆に現地のケータイに電話するときは国際扱いになるので要注意だ。

この機能はiPhone 6/6 Plusで対応することになったが、いくら端末が対応しても、キャリアが対応してくれないとWi-Fiコーリングはできない。

AT&Tは2015年に対応すると言っている。Verizonは今のところ提供予定はない(ケータイのカバレッジが十分なので)。Sprintは既にWi-Fiコーリングを提供しているので、おそらくiPhone 6/6 Pulsでも使えるようにすると思われるが、まだ正式発表がない。

「キャリアでない」T-Mobileが早々に対応してくれることを表明した。キャリアにも是非追随してほしいものだ。

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