Applebee’sがスマートダイニングを展開中

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レストランチェーンのApplebee’sがタブレットを利用した「スマートダイニング」を展開中だ。

ローカルテレビのKRON4が「Tech Report」で紹介していた。それによると、Applebee’sでは全米のレストランの各テーブルにタブレットの配備を進めている。客はこれで注文や支払ができるほか、ゲームをしたり写真を撮ってEメールで送信したりすることもできる。

レストランのApplebee’sという名前からして、各テーブルにAppleのiPadが置いてあってもよさそうなものだが、置いているのはiPadでもAndroidタブレットでもなく、「Presto」という特別なタブレットだ。シリコンバレーのE la Carteというベンチャー企業がレストラン向けに提供している。

レストラン専用タブレット「Presto」(プロモーションビデオより)
Prestoのプロモーションビデオより

このタブレットはテーブルに固定されているわけではないので、持って帰ってしまう客がいるのではないかと心配になるが、そのレストランでしか使えないので、持って行かれる心配はあまりないようだ。

E la CarteのプロモーションビデオがYouTubeでも公開されている。タブレットを使っている客と使っていない客を対比してわかりやすくメリットを伝えている。使っている客は席に着くやいなや注文し、飲み物がすぐに来たのに、使っていない客にはまだ注文を聞きにさえ来ない。

プロモーションビデオより
Prestoのプロモーションビデオより

使っている客は楽しく食事を終え、タブレットに付いているカードリーダでクレジットカードをスワイプして、タブレットの画面上でサインをして支払を済ませて帰ってしまう。一方、使っていない客は、まだ注文の品が来なくて時間を持て余している。

プロモーションビデオによるとこのタブレットを使うことにより、1組あたりのテーブルの占有時間は7分間短縮され、10%の売上増が見込めるそうだが、このビデオを見る限りでは、テーブルの占有時間が短縮されるのは7分では済まないだろう。

タブレットを使っていない客がこんなに待たされるようなレストランは、タブレット以前に解決すべき問題がありそうだ。

サンフランシスコ・フィッシャーマンズワーフのApplebee's
サンフランシスコ・フィッシャーマンズワーフのApplebee’s