スマートウォッチにも「Apple効果」


Appleがスマートウォッチ「Apple Watch」を発表したことで、 このところスマートウォッチ市場が活況を呈してきた。

先日はAppleがモバイル決済サービス「Apple Pay」を開始したことで、Google Walletを含めNFC型のモバイル決済サービス市場が活気づいて来たとの情報があったが、同様に「Apple Watch」が発表されたことで、スマートウォッチ市場も活性化しており、新機種が続々と登場している。これは「Apple効果」と呼んでもいいのではないか。

Samsungのスマートウォッチ「Gear S」が11月7日に4社から一斉に販売開始された。価格はAT&Tが定価で299.99ドル、2年契約で199.99ドル。Verizonは定価が399.99ドル、2年契約で349.99ドル。Sprintは定価が384ドル、T-Mobileは定価が349.92ドルと、キャリアによってまちまちだ。

また同日、MotorolaのMoto 360がAT&Tから販売開始された。定価は249ドル。Motorolaのスマホ「Moto X」(定価526.99ドル、2年契約で99.99ドル)とセットで買うと50ドル安くなる。T-Mobileも11月17日にMoto 360(定価249.99ドル)のオンライン販売を開始し、11月19日には店頭販売を開始する。

「最も時計らしいスマートウォッチ」と評されるLGの「G Watch R」はAT&Tが11月5日にオンライン販売を、11月7日に店頭販売を開始した。次いでSprintが11月14日からオンラインと店頭で販売を開始。T-Mobileは11月19日から販売する。価格はいずれも300ドル(正確にはAT&Tが299ドル、SprintとT-Mobileは299.99ドル)。

さらにちょっと気になるのが「BURG 12」というスマートウォッチ。11月13日に大手スーパーのWalmartから199ドルで販売開始された。Bluetooth 3.0でiPhoneやAndroidスマホとも連動できる上、単独でも電話やテキストができる。25ドル分のプリペイドSIMカードが付いている。

BURG 12(BURGのホームページより)
BURG 12(BURGのホームページより)