Starbucks店内にワイヤレス充電マット


Starbucksがワイヤレス充電のできる「パワーマット」をサンフランシスコとその周辺の200店に設置した。全国展開の第一歩。今年中に欧州やアジアにも拡大するかもしれない。

Starbacksの発表によると、「パワーマット」が設置されている場所は「パワーマット・スポット」と呼ばれているようだが、「パワースポット」の方がよかったのではないか。

それはともかくとして、「パワーマット」は店内のテーブルやカウンターに埋め込まれたコースターのようなマット。PMA(Power Matters Alliance)規格のワイヤレス充電に対応している端末であれば端末をそのままマット上に置くだけで充電ができる。

PMAに対応していない端末の場合は(現時点では対応していない端末の方が多いと思われるが)、リング状のアダプターを端末に差し込み、リング部分をマットに置けば、iPhoneでもAndroidでも充電できる。

「リング」はStarbucksで9.99ドルで販売しているが、店内にいる間だけ借りることもできる。また現在「パワーマット」のホームページでは先着3,000名様に「リング」を無償配布している。ただしサンフランシスコとその周辺の住民のみが対象だ。

Powermatのホームページより
Powermatのホームページより

New York Timesによると、このワイヤレス充電マットの設置にはAT&Tが絡んでいるようだ。というより、AT&Tが主導的に推進しているようだ。空港やレストランやホテルなどにも設置しようとしているらしい。

便利になるのはありがたいことだ。できれば充電しなくて済む端末を開発してほしいものだ。