T-MobileがスーパーボウルのCMで「有名人」を起用した。
2月1日の日曜日はスーパーボウルサンデー。みんながテレビの前に釘付けになる。最高の視聴率が稼げることから、各社がCMに力を入れる。
今年T-Mobileが打ったCMは、データを繰り越せる「Data Stash」の宣伝。毎月膨大なデータが使用されないままキャリアに返されている。これは悲劇的なことだ。
「せっかくデータにお金を払っているのに。そのデータがあれば、私の化粧も、バックハンドも、衣装も、バケーションも、衣装(再)も見られるのに」と自撮りしまくるのは、ソーシャライト、テレビのパーソナリティ、モデル、女優と多数の顔を持つキム・カーダシアン。
最後に「Help save the data.」と協力を呼びかける。通常、こういう場面では、「かわいそうな子供達を救うために」とか、「かわいそうな動物たちを救うために」とかいうメッセージが来そうなところに、「データを救う/貯めるために」を持ってきた。
ナルシストのセレブの雰囲気が少し鼻に付く。Daily Mailによると、このCMは非常に評判が悪く、放映直後にTwitterでけちょんけちょんに叩かれたようだ。
ところでさまざまな顔を持つキム・カーダシアン・ウエスト。このCMでは、最初に「KIM KARDASHIAN WEST, Famous Person(有名人)」と紹介している。こういうまとめ方は嫌いじゃない。