バレンタインのドーナツに失望


バレンタインバージョンのドーナツをKrispy Kremeで買った。ちょっと失望した。

アメリカではバレンタインデーにはプレゼントを贈り合うが、チョコレートを贈ると決まってはいないし、女性から男性に贈るとも決まってはいない。

当然ドーナツを贈る人が多くなる。これに備えて、Krispy Kremeはバレンタインバージョンのドーナツをいくつか期間限定で売り出している。

Krispy Kremeのメニューページより
Krispy Kremeのメニューページより

ハート型のドーナツが3種類と、リング型のチョコレートグレイズドスプリンクルと、マルとバツのドーナツがバレンタインバージョンだ。

ハート型のドーナツはいかにもバレンタインデーらしい。リング型のドーナツには「I like you a hole bunch.(あなたが大好き)」という意味が込められているらしい。「hole」と「whole」をかけているわけだ(念のため)。

問題はマルとバツのドーナツ。これは何かの意思表示に使うのかと思ったら、アルファベットの「エックス」と「オー」で、「XOXO」で「Hugs and kisses(ハグとキス)」という意味になるそうだ。

XがキスでOがハグという解釈が主流のようだが、その逆だという説もあるようだ。Xは唇と唇がくっついている形、Oは腕と腕を回し合っているのを上からみた形に似ているから、という説が有力のようだが、本当のところはよくわからないようだ。

手紙やメールなどの最後に「XOXO」と書くことがある。「愛を込めて」とか「じゃあまたね」など、意味合いはお互いの関係によって変わりうる。

ところで、ドーナツで失望したという話は、ハグやキスには関係ない。Krispy Kremeでバレンタインバージョンを含めてドーナツを1ダース買ったら、今までは9.99ドルだったのに11.49ドルに値上がりしていた。これは一大事だ。