T-Mobileのタブレット無料セールは条件が悪化


T-Mobileは昨年のブラックフライデー向けに実施したのと同様の、タブレット本体無料セールを今年のバレンタインデー向けにも実施したが、前回より条件が悪化している。

T-Mobileのホームページより
T-Mobileのホームページより

今回は2月12日から16日までの期間限定。ただし前回同様、1GB以上のモバイルインターネットプランを契約する必要がある。

本体が無料になるタブレットの機種も前回と同じ「Alcatel OneTouch POP 7」。これはT-Mobileでは前回と同じく一番人気のタブレットだそうだ。

本体定価は168ドル、24か月分割払いで月々7ドルの支払いとなるが、モバイルインターネットプランを解約しない限り月々7ドルが返金されて、実質無料となる仕組み。これも前回とまったく同じ内容だ。

モバイルインターネットプランは1GBで月20ドル。前回はスマホのポストペイドプランを利用している顧客は、モバイルインターネットプランが月10ドル割引されるという特典があった。

すなわち、月10ドルの追加料金だけで新品のタブレットを手に入れて毎月1GBまで使える。これは魅力的だ。前回は残念ながら、まだT-Mobileの顧客に加えてもらっていなかったので、この特典が利用できなかった。

今回晴れてT-Mobileの顧客になったのでこの特典を使えると思い、前向きに利用を検討した。ところが残念ながら、スマホ利用顧客はモバイルインターネットプランが10ドル割引になるとの説明はどこにもない。今回はこの特典は付いていないようだ。

もうひとつ前回と違うところがある。SIMスターターキットが前回は10ドルだったのに今回は15ドルに値上げされている。

さらにこのタブレットのユーザ評価が5点満点中、前回は4点だったのに今回は3.5点に下がっている。

目立たないところで前回よりも条件が悪化している。