電球がスマートになるとは

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近頃は何でもスマートになるが、電球までスマートになるとは驚いた。

KickstarterのBeamプロジェクトページより
KickstarterのBeamプロジェクトページより

Kickstarterで資金調達を開始した「Beam」はスマートプロジェクタという触れ込みだが、スマート電球と言ってもいい。

なぜなら、白熱電球のソケットにそのまま着けられるからだ。しかもLED照明としても使えるので、電球としての機能も保持しながら、スマートなプロジェクタとしても使えるというものだ。

最近は地球温暖化防止や節電などの観点から、白熱電球は生産・販売が中止される動きが世界的に広がっているが、ソケットは健在だ。代替品の電球型蛍光灯やLED電球なども同じソケットを使っている。

このソケットにプロジェクタをはめ込むとは、よく考えたものだ。ただ場所によっては下向きにしか使えないとか、却って不便な場合もありそうだ。ポータブルプロジェクタの方が自由が利きそうな気もする。

それに値段が高い。Kickstarterで支援者になると、1台あたり349ドル(もうこの枠は埋まってしまった)から399ドルで入手できるが、ポータブルプロジェクタならもっと安いものが出回っている。

それでも人気は上々で、調達の目標額が20万ドルのところ、開始早々に30万ドルを超えた。調達期間はまだ31日も残っている。

これを魅力的にしている理由のひとつは、「IF…THEN…」という機能。こういう場合にはこういう動作をする、という設定がいろいろできる。

たとえば、「特定の日の特定の時刻に音楽を流す」とか、「特定の人が帰宅したときにはYouTubeの映像を流す」というようなこともできる。

これは単なるプロジェクタではなく、Androidで動くコンピュータだから、「IF…THEN…」という命令は得意分野だ。

プログラミング次第では何でもできる。そこで主催者は、どういう場合にどういう動作をさせたいかのアイデアを募集するためにコンテストを実施中だ。どんなアイデアが出てくるのか楽しみだ。

これは一般家庭だけでなく、会社や店舗などで、床や壁に広告や案内を表示させるというようなときにも使えそうだ。デジタルサイネージのプロジェクタ版とも言える。