玄関ドアのスマートロックは既にいろいろな製品が出回っているが、また新しいのが出た。今度はノックで開くというものだ。
その名も「Sesame」。「開けゴマ」の「ゴマ」だ、既に多数の製品が出回っているので、これから参入するからにはよほど魅力的な特長を備えているのだろう。
Sesamiは先行製品と同様、スマホでロックの開閉をしたり、電子的な鍵をシェアしたりできるほか、ドアかスマホをノックすることでも開けられるところが新しい。
既存のロックを取り外すことなく、その上にかぶせるように取り付けるので、世界中のどんなロックにでも使えるという。
それに価格が安い。先行製品で割と成功しているAugustの市販価格は1台250ドル。ネットに接続するためのWi-Fiアクセスポイントは別売りで50ドル。両方を揃えると300ドルかかる。
対するSesamiは、市販価格が1台149ドル。Wi-Fiアクセスポイントとセットで199ドルと、Augustよりも100ドルも安い。
現在Kickstarterで資金調達を行っており、目標額10万ドルのところ、あと59日間も残して既に15万ドル近く集まっている。支援者になると市販価格より50-60ドル安く入手できる。発送は5月の予定。
もし資金が200万ドル集まったら音声認識技術も導入するというので、「開けゴマ」で開けることもできるようになる。
