ネットワーク品質はVerizonがトップ


J.D. Powerが毎年実施している携帯電話会社のネットワーク品質調査で、4社中Verizonがトップとの結果を発表した。

米国全体を北東、中部大西洋、南東、北中部、南西、西の6つの地域に分けて、地域ごとに各社のネットワークでどの程度トラブルが発生しているかを調査したもの。

トラブルの種類としては、たとえば通話中断、不接、音声不良、ボイスメールの不達・遅延、テキスト送信エラー、テキスト通知の遅延、Web接続エラー、ダウンロード速度低下、Eメール送信エラーなど。トラブルの発生率なので、数値が低いほど品質がいいということになる。

それによると、すべての地域においてVerizonがトップで、AT&Tが第2位という結果。T-Mobileは5地域で第3位、1地域で第4位、逆にSprintは1地域で第3位、5地域で第4位だった。

カリフォルニア州が属する西地域に関しては、1位がVerizon、2位がAT&T、3位がT-Mobile、4位がSprintという結果。

J.D. Powerの調査レポートより
2015年の西地域の調査結果(J.D. Powerの調査レポートより)

ちなみに1年前の西地域は1位がVerizon、2位がT-Mobile、3位がAT&T、4位がSprintという結果だった。

2014年の西地域の調査結果(J.D. Powerの調査レポートより)
2014年の西地域の調査結果(J.D. Powerの調査レポートより)

T-Mobileの品質が落ちているのか、AT&Tの品質が良くなっているのか、その両方か、とにかくT-Mobileの加入者にとっては残念な結果だ。