Apple Watchが4月24日に発売されることになったが、バッテリーの持ちが「アキレス腱」になりうるとTechCrunchが批評している。

Apple Watchは「オールデイ」バッテリーを搭載すると謳っている。24時間持つわけではないが、18時間は持つそうなので、日中の使用には耐えられそうだ。
当然ながらバッテリーの持ちはどういう使い方をするかによって変わってくる。Watchのバッテリー情報によれば、18時間というのは、以下の使い方を想定したもの。
時刻確認 90回
通知受信 90回
アプリ使用 45分
音楽再生しながらエクササイズ 30分
この情報はAppleの製品ページの奥深いところに埋もれているところを見ると、このバッテリー性能ではWatchは売れない、とAppleが判断していることは明らかだとTechCrunchが述べている。
また、特定の使い方を続けた場合の連続使用時間は次のとおり。
音楽再生 6.5時間
時刻確認(1時間に4回確認するとして) 48時間
通話 3時間
エクササイズ(心拍センサーをオンにした場合) 7時間
バッテリー残量が一定以下に低下すると自動的に省電力モードになり、それから72時間は時刻が表示されるので時計としては使える。
充電時間は1.5時間で80%、2.5時間で100%充電できることになっている。
この程度のバッテリー性能で十分かどうかは、個人個人の使い方によるが、Pebbleのスマートウォッチは7日間バッテリーを充電しなくていいと謳っているので、それに比べたら見劣りがする。
ところで、異常な人気を博しているPebble Timeの方は、まだKickstarterで資金調達プロジェクトを継続中だが、現在の調達額は1,740万ドルを超えている。歴代トップの調達実績となる。「7日間」というのが効いているのではないか。