T-Mobileがまた企業倫理でトップ


T-Mobileがまた世界で最も企業倫理の高い会社のひとつに選ばれた。7年連続の受賞だ。

これはEthisphere Instituteが毎年行っている調査で、今年は世界21か国、50業種、132社が選ばれた。そのうち32社は米国以外に本社がある会社だという。通信業界では2014年と同じくSingTelとT-Mobile USが選ばれた。2013年には両社の他にPortugal Telecomも入っていた。

Ethisphereによれば、評価の要素と重み付けは以下のとおり。

企業倫理・コンプライアンス制度(35%)
企業市民・社会的責任(20%)
企業倫理を推進する企業文化(20%)
内部統制(15%)
リーダーシップ・革新性・評判(10%)

Ethisphereのホームページより
Ethisphereのホームページより

いつも思うことだが、この辺りの要素をを数値化するのは難しいだろうし、評価をして順位付けをするというのはとても難しいだろうと推察される。

そもそも調査は、まず参加企業がアンケートに答えるところからスタートする。自己申告がベースになる。参加は強制ではない。このアンケートに答えていない企業は選考対象にはならない。どのくらいの企業が参加しているのかは発表されていない。

というわけで全体像など不明な点も多いが、何はともあれ、この種の調査でトップの評価を得るということはめでたいことだ。企業のイメージアップには役に立ちそうだ。