Sprintが、「乗り換えてくれるならいくらでも払う」というキャンペーンを展開中。
「いくらでも」とは言え、言い値でいくらでも払ってくれるわけではない。Sprintへの乗り換えに伴って発生する早期解約料や端末代金の残債に関わる支払いに限られる。
今までも同様の優遇措置はSprintも他のキャリアもやっていたが、金額の上限が1回線につき300ドルや350ドルなどに設定されていた。
早期解約料はどのキャリアでも350ドルを超えることはないが、端末代金の残債はそれ以上になることがあり、これがネックになって乗り換えがしにくいケースがあった。
Sprintは今回、この上限を撤廃することで、他社から少しでも多くの顧客を奪おうという狙いだ。
T-Mobileに顧客数第3位の座を奪われてなるものかという必死な思いは伝わってくる。