WalmartではMVNOが混戦状態

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また新しいMVNOが誕生した。TracFone傘下のTotal Wireless。データを繰り越せるオプションの付いたプリペイド携帯をWalmart経由で販売する。

料金プランは無制限の音声・テキスト付きで、個人向けプランは月25ドル(データなし)と月35ドル(データは2.5GB)、ファリミー向けデータシェアプランは2回線(5GB)で月60ドル、3回線(9GB)で月85ドル、4回線(12GB)で月110ドル。

ネットワークはVerizonを使っているようだ。正式な情報がないので確かではないが、カバレッジマップ(赤い色でほぼ全米が塗りつぶされている)や宣伝文句(America’s Largest Most Reliable Network)からVerizonを使っていると推察される。

Total Wirelessのカバレッジマップ(Total Wirelessのホームページより)
Total Wirelessのカバレッジマップ(Total Wirelessのホームページより)

データを繰り越せるプランはC SpireやT-MobileやAT&Tも提供しているが、他社のデータ繰越しはプランに組み込まれているのに対し、Total Wirelessは基本プランのデータは繰り越せず、10ドルで1.5GBのデータを追加でき、この追加データが繰り越せるというもの。

それにしてもTracFone傘下のMVNOは数が多い。既にTracFone、NET10、Straight Talk、Simple Mobile、Page Plus、SafeLinkといったブランドがある。同じグループの仲間同士で競争し、混戦状態だ。

Walmartでは多数のブランドのプリペイド携帯を取り扱っているが、特にStraight TalkはWalmartでの販売に特化したブランドなので、一番大きな売り場面積を占めている。

WalmartのStraight Talk売り場
WalmartのStraight Talk売り場

ここへTotal Wirelessが入ってくると、これに劣らず大きな売り場面積を占めることになりそうだ。どちらが大きくなるのかにも要注目だ。

そんなにいろいろMVNOを作ると、消費者も店員も混乱するのではないか。もっとも、既に混乱気味なので1社くらい増えても変わらないかもしれない。